犬は人になでなでされることが大好きな動物です。ただし、わんこによっては触られたくない体の場所があったり、機嫌があまりよくなく触って欲しくない場合があります。
この記事では、ミニチュアダックスがよろこぶ、なでなでの仕方について解説しています。
■犬が撫でてほしい時は?
わんちゃんが撫でて欲しいときは、自分から近寄ってくるときです。立っている飼い主の足にかおをこすりつけたり、座っている飼い主の膝の上に乗ってきたりするときも、わんこが撫でてほしいときです。
さらに、体のどこかがかゆくて飼い主にかいてほしいときにも撫でてほしいごとく近寄ってくることがあります。
逆になでて欲しくないときを知っておくことも重要です。犬は、食事に意識が向いているとき、たとえば、飼い主がわんこのごはんの準備をしているときや、わんこがごはんを食べいる最中はなでてほしくないときです。他に、眠たいときや寝ているときも触ってほしくはありません。
■犬がなでなでして喜ぶ場所
犬がなでなでして喜ぶ場所は次の場所です。
あごの下
あごの下は、犬がなかなか自分の手足、口や下で触れない場所です。
そのため、人が触って撫でてあげると喜びます。
眉間~マズル
眉間からマズルのあたりをマッサージするかのように揉むようになでなでしてあげると喜びます。
眉間をなでなですると、眠くなってくるわんこもいます。
背中
背中を毛並みに沿って上から下へなでなでしてあげると喜びます。
後頭部から首
後頭部から首は筋肉質な部位です。ここもマッサージするかのように揉みほぐすように撫でてあげると喜びます。
お腹
お腹は毛が薄く犬にとって弱点であるためデリケートな部分です。お腹を撫でていい場合は、わんちゃんが服従のポーズをとってお腹を見せているときだけです。
■わんこが喜ぶ撫で方
わんちゃんが喜ぶ撫で方にもコツがあります。
手を頭の上から近づけない
手を頭の上から近づけると、犬は警戒して頭をすくめる場合があります。警戒するとリラックスできないので犬は喜べません。なので、なるべくわんこの視線の下方向からゆっくり手を近づけるようにします。
声をかけながら撫でる
声をかけながら、撫でるのもおすすめなやり方です。コツは、なるべく高い声で「おりこうだねー♪」「かわいいねー♪」とポジティブな言葉を言うことがおすすめです。低い声だと、わんちゃんが怒られていると思ってしまい喜べません。
毛並みに沿ってやさしく
犬には毛が生える方向があります。毛並みの方向と逆になでると、逆なで(さかなで)となってしまい犬が喜べない場合があります。撫でる手の強さも、ゴシゴシではなく、やさしいタッチで撫でるようにします。
■実際にやってみた
我が家のミニチュアダックスフンドで実際に「犬が喜ぶ撫で方」をやってみました。
あごの下を撫でてみたら、おおきなあくびが出ました。
■まとめ
- 犬は撫でられることが大好きな動物です。
- わんこが撫でてほしいときは自分から近寄ってくるとき、顔をすりすりしたり、膝の上に乗ってくるときです。
- 撫でて喜ぶ場所は、あごの下、耳の付け根、背中、後頭部から首、お腹でした。
- 撫でるときのコツは「手を頭の上から近づけない」等でした。