犬用のトイレシート(ペットシート・おしっこシート)は種類が豊富で様々な製品があるため、どれがいいのか選ぶときに悩んだことはないでしょうか。トイレシートのサイズの種類は、標準的な「レギュラー」のほかに、セミワイド、ワイド、ワイドプラス、スーパーワイド…などいろいろな種類が存在し、ベストなサイズがどれなのかも迷います。
この記事では犬にとって一番いいトイレシートの選び方とおすすめ製品を紹介しています。
■犬用トイレシートの選び方
最初に、トイレシート(ペットシート・おしっこシート)を選ぶときのポイントを解説します。
香料つきか無香性か?
おすすめは無香性タイプです。理由は、吸水性のよいトイレシートであれば、犬のおしっこのニオイは広がらないため、そもそも香料を付ける必要はありません。
それに、部屋全体がトイレシートの香料のニオイになることは、あまり望ましいとも思えません。 犬の嗅覚はとても鋭いので、人工的な香料のするシートは、犬にとっても良くはないでしょう。
ベストなシートサイズとは?
犬用のトイレシートのサイズは以下の6種類があります。
※メーカーによって多少の長さの長短があります。
- レギュラー(32~35cm×44~46cm)
- セミワイド(40cm×51cmくらい)
- ワイド(44~46cm×58~62cm)
- ワイドプラス(51cm×70cmくらい)
- スーパーワイド(60cm×90cmくらい)
- ウルトラワイド(90cm×120cm)
わんこの体がシートにすっぽり収まるサイズがおすすめです。
ただし、レギュラーを2枚並べて敷けば、ワイドと同じ面積になりますので、こまめに汚れた部分だけ取り替えることが手間でなければ、レギュラーサイズでもよいでしょう。
ミニチュアダックスの体の長さは50cm~60cm程度なので、ワイドプラス(44~46cm×58~62cm)以上のサイズがおすすめです。
さらに、ミニチュアダックス多頭飼いの場合は、一度に複数のわんちゃんがおしっこできるように、スーパーワイド(60cm×90cm)がおすすめです。
サイズ感がわかりやすいように図にしてみました。
ウルトラワイドのちょうど半分の大きさがスーパーワードで、スーパーワードの半分の大きさがワイド、ワイドの半分の大きさがレギュラー、という相互関係になっています。
図中のダックスは標準的な体長の鼻先からお尻までが55cmくらいのダックスの大きさを表しています。
ベストなシートの厚さは?
トイレシートには、薄型タイプと厚型タイプがあります。厚型タイプの方が、吸収材の量が多いので吸収力は高まりますが、その分の値段が高くなります。
おしっこ1回につきシートを捨てて常におしっこ跡がないように保ちたい場合は薄型タイプ。
逆に、おしっこ数回分をまとめて吸水させて処理したい場合は厚型タイプ。
薄型タイプはおしっこを吸水しきれずに足に付いてしまうことがあります。おしっこの量が多いわんちゃんの場合は厚型タイプの方が適しています。
我が家は多頭飼いで、おしっこの頻度が多いので厚型タイプを使っています。
食べても安心な素材か?
わんちゃんの場合、トイレシートを食い破って食べてしまう、ということがあります。うちの子の場合は、留守番中にトイレシートを食い破って散らかしていたことがありました。食べているところを目撃したわけではありませんが、形跡から食べていたと思っています。
トイレシートメーカーによっては、食べてしまった場合の影響として、うんちとして排泄されるのかを告示してくれているメーカーがあります。万一、わんちゃんがトイレシートを食べてしまった場合の影響を心配する場合は、アイリスオーヤマやコーチョーなどの国内メーカーを選んでおいた方が安心です。
使い捨てか繰り返し利用か
トイレシートは紙製の使い捨てタイプが主流ですが、布製の洗って繰り返し使えるタイプというものもあります。洗うのは手間ではありますが、繰り返し使えるため経済的なメリットがあります。
■おすすめトイレシート(ペットシート)
我が家は室内飼いで、わんちゃんトイレは室内にあります。わんちゃんトイレでは、コーチョーの業務用トイレシートの中厚型タイプを使っています。おしっこの吸収力がとてもよく、ニオイがないためおすすめです。1枚当たり約55円と、スーパーワイドの中ではお得な製品です。
ユニ・チャームの無香性タイプで吸水力がありニオイもないと評判のトイレシートです。
レギュラーサイズもあります。
■まとめ
- 犬用のトイレシート(ペットシート)の種類は豊富なラインナップがあります。
- 選び方は、サイズ・厚さ・香料の使用有無から適したタイプを選びます。
- トイレシートは紙製の使い捨てタイプが主流ですが、布製の洗って繰り返し使えるタイプもあります。
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