ドッグフードを開封後はどのように保存していますか?
パッケージ袋のままで保管はしてはいないでしょうか?
ドライタイプのドッグフードは空気に触れていると、どんどん劣化していきます。
劣化とは、いわゆる酸化のことです。酸化したドッグフードは食べさせても大丈夫なのでしょうか?
この記事ではドッグフードが酸化することのデメリットとフードを酸化させない保存方法について解説します。
■ドッグフードの劣化とは?
ドッグフード(ドライタイプ)は、袋を開封後、空気(酸素や水蒸気)に触れると、どんどん劣化していきます。たとえば、ポテトチップスなどのお菓子を封を開けて、そのまましばらく放置しておくと、湿気って風味が落ちてしまいます。
さらに、油で揚げているポテトチップスは、酸敗しやすい食べ物であると言えます。酸敗とは、油脂などが、熱・水分、細菌などの作用を受けて酸化および分解し、色・味・においなどが変質して酸っぱ味が出る現象です。
ドッグフードも油で揚げていたり、食いつきを良くするために油でコーティングされているフードがあります。これらのドッグフードはポテトチップスと同様に酸敗しやすい食べ物と言えます。
■なぜ、酸化(酸敗)がいけないのか?
酸化とは、食べ物が酸素と反応することで酸化物となる現象です。酸敗とは、油脂などが、熱・水分、細菌などの作用を受けて酸化および分解し、色・味・においなどが変質して酸っぱ味が出る現象のことです。
なぜ、酸化・酸敗がいけないのでしょうか?
それは、酸化した食べ物を摂取してしまうと、体内で酸化前の物質と同様の働きはできず、過酸化物質として振舞います。その結果、余計な酸素が活性酸素を生み出し、細胞やDNAを傷つけるような悪さをする可能性があります。最近は、酸化コレステロールが多ければ、悪玉コレステロール値が正常でも動脈硬化になる確率が上がるとの研究が明らかになっています。
■酸化を防ぐには?
それでは、酸化を防ぐにはどうすればよいのでしょうか?
究極的に一番いい方法は、フードを空気に触れさせず、光(紫外線)に当たらず、低温な状態に置くことです。
簡単な方法としては、ジッパーの付いた袋で、閉じるときに人力で極力空気を抜いてから閉めるという方法があります。少々手間ですが、フードを密閉した容器に入れて、脱酸素剤を入れるという方法もあります。
他には、真空の状態にできるフードストッカーを使う方法もあります。
フードストッカーの置き場所は、直射日光の当たらない涼しい場所、に置きます。なぜなら、酸化は「光」によっても促進されてしまうからです。
「低温」ということで、入るなら冷蔵庫がいいんですが、我が家の場合、冷蔵庫には収まらないため、日中に直射日光が当たらない部屋奥の戸棚にしまっています。
我が家では、真空タイプのフードストッカーを使っています。

我が家のドッグフードの銘柄は、写真左の茶色いフードが、ドッグフード工房<鶏肉>で、右側のこげ茶色のフードが、オリジン<6フィッシュ>です。
置き場所は、日光が届かないように扉のついている戸棚に保管しています。

真空ポンプは電池で動く仕組みになっています。
■フードストッカーは真空にしてくれる
フードストッカーとは、開封した食べ物を保存しておくための容器です。真空タイプのものは、脱気するポンプが付いていて、容器内の空気を抜いて真空の状態に保つことができます。
真空ポンプには電池で動くタイプと、手動で真空にするタイプがあります。
電動タイプは、定期的に電池交換をする必要があります。
真空にできるフードストッカーは、開閉部にシリコンゴムのような空気の流入を完全になくす素材が使われています。
使うときの注意点としては、
などがあります。
■おすすめフードストッカー
自動で真空にするタイプ
電動の真空ポンプが内臓されていて、ボタンを押すだけで自動的に真空にしてくれるタイプです。
電動のため、電池が必要です。容器内に空気が入り真空でなくなると、感知して自動的に脱気してくれます。
その代わり、フタにゴミがついていて密閉度が低いと頻繁に脱気してしまい、電池を浪費してしまうので注意が必要です。
手動で真空にするタイプ
ダイヤルを手で回すことで、真空にするタイプです。
3回だけ手で回せば、真空にできるタイプです。