夏の暑い日のお散歩にわんこ用の水筒は持って行っていますか?
人間もそうですが、犬も暑い夏はこまめな水分補給が熱中症予防のために大切になってきます。でも、犬用の水筒ってなんだろう?という方のために、犬用の水筒について解説していきます。
■犬用の水筒とは?
犬の水の飲み方は、水面の中に舌を入れてショベルカーのように手前側に舌を折り曲げて、お玉で水をすくうように口に運びます。
犬の水の飲み方を詳しく知りたい場合はコチラの記事をご覧ください。
そのため、たとえば犬はペットボトルをラッパ飲みするような水の飲み方はできません。
犬用の水筒は、水を保管しておくボトル部分と、犬が水を飲むことができるように水を溜めておけるお皿が付属しています。
水を保管しておくボトル部分と、お皿は別々に揃えても構わないです。しかし、お散歩中での使い勝手を考えると断然、ボトル部分とお皿が一体となっている犬用の水筒の方が使いやすいです。
犬用の水筒は、ボトル部分とお皿が一体となっていて、水を飲ませたいときは、お皿をカパッと開き、ボトルの栓を緩め、片手でボトルを握り込むと水がお皿に流れるような仕組みになっています。ボトルとお皿はつながっているので、両手はふさがらず片手だけでも準備できます。
飲み終わったら、飲み残った水は捨てて、カパッと閉じれば、水に濡れた面が内側になるので携帯するのにも便利です。
※使い方のコツは、携帯するときはボトルとお皿の接続部にある栓をしっかり締めて水が漏れないようにすること。使うときは、逆に栓を緩めると水が出しやすくなります。
■どんな時に必要なの?
わんちゃんは、暑いと「パンティング」といって舌を出して「ハァハァ」と息をします。犬は人間と違って汗をかかないので、舌を長く出し呼吸を早くすることによって体内の熱を外へ逃がそうとします。
お散歩中に、こうした「パンティング」が見られるような場合は、水筒を携帯し、こまめに水分を補給してあげる必要があります。
犬の熱中症を予防するためにも、水筒を活用してあげましょう。
■おすすめな犬用の水筒
我が家で使っているわんこ用水筒は、ドギーマンのペットドリンクのSサイズです。大きさも価格も手頃でおすすめです。使い方のコツは、水が出にくいなと思ったらボトルとお皿の接続部の栓を回して緩めてみることです。加えて、カバンの中で水漏れをさせたくない時は、栓をきつく締めてあげることです。
サイズはSとMがあります。ミニチュアダックスのような小型犬のお散歩ならばSサイズで十分だと思います。ただし、大型犬の場合や長時間お散歩するわんちゃんの場合は、Mの方が安心かもしれません。
空いたペットボトルにつなげて使うタイプもあります。
■まとめ
- 夏の暑い日のお散歩の水分補給のために、犬用の水筒があります。
- わんちゃんが舌を出して「ハァハァ」息をする「パンティング」が見られるときは、水分補給してあげた方がよいサインです。
- 犬用水筒の使い方のコツは、水を出したいときはボトルとお皿の接続部の栓を緩めてあげると水を出しやすくなります。