犬は寒さに強いイメージがありますが、犬種や年齢によっては寒さにそれほど強いわけではない場合があります。
ミニチュアダックスのような小型犬は体が小さい分、周囲の気温によってわんこの体温が下がりやすく、冬には寒がる場合があります。
この記事では、犬が冬に寝るときに寒いと感じている場合の寝方と、わんちゃんが寒そうにしているときに、飼い主としてできる対策について解説しています。
■犬が寒いと感じているときの寝方
はじめに、犬が寒いと感じているときの寝方をいくつか紹介します。
丸くなる
一番典型的な例は、犬が寒いと感じている場合は丸くなって寝ているときです。
丸くなることによって、体内の熱が逃げにくいようにしています。

カドラーに包まる
カドラーと呼ばれる、毛布付きのサークルクッションの毛布にくるまる場合も寒いと感じているときの寝方です。

毛布に包まる
毛布の中に自らもぐってきたり、毛布に包まるように寝ている場合もわんこが寒いと感じているときの寝方です。


犬団子
さらに、他のわんことぴったりくっついて、猫団子ならぬ犬団子になっている場合も寒いと感じている場合があります。


■犬に寒さの対策は必要なの?
では、飼い主として犬が寝るときの寒さ対策は必要なのでしょうか。
わんちゃんは、犬種や年齢によって寒さに強い犬とそうではない犬に分かれます。
たとえば、次のような犬は寒さに強いと言われています。
逆に、次ようなわんちゃんは寒さに敏感です。
上記にあてはまるものがあれば、何らかの対策をしてあげることをおすすめします。
さらに、人間にも寒がり度合いが人によって違うように、犬にも個体差があるようです。
寒がりさんの場合にも寒さ対策をしてあげることをおすすめします。
■寝る時の寒さ対策
寝床はやわらかい毛布
わんちゃんの寝床にやわらかい毛布を敷いてあげます。
犬が寒いと感じているときに、フローリングなどの冷たい床で寝ることはまずありませんが、そうしたときに、寝床が薄い毛布やカーペットだとあまり暖かさを感じません。
そこで、わんちゃんの寝床には暖かくてやわらかな毛布を敷いてあげるようにします。
ドームハウス
ドーム型のハウスは空気の流れが止まるので、中で寝るとやや暖かいようです。
犬は壁などの何かに接していると安心して寝られると言われています。その点、ドームハウスは寒さ対策と安心感を提供できるので、寒がり&寂しがり屋なわんこにおすすめです。
ただし、うちのダックス達の場合は、ドームハウスに入るのが好きなわんこが多いものの、まったく入らないわんこもいます。

床暖、ホットカーペット
室内の暖房は、エアコンや石油ファンヒーターではなく、床暖やホットカーペットがおすすめです。
その理由は、エアコンではわんちゃんが眠る床に近い場所まで温まりにくい、石油ファンヒーターは多少なりとも空気が汚れるためです。
床暖・ホットカーペットであれば、上記のデメリットはありません。
コメント