意外と知らない!わんこのエリザベスカラーの選び方

犬 エリザベスカラー 選び方 おすすめグッズ

犬に患部をなめてほしくない場合に首につけるのがエリザベスカラーです

ただ、エリザベスカラーには素材や形にいろいろな種類があり、どれを選ぶべきか悩んでしまいますよね?

とりあえず急いでどれか選びたい場合、最も無難なエリザベスカラーは「透明なプラスチックのドーナッツ型」です。

この記事では、犬の様々なエリザベスカラーの素材や形の種類の解説と、わんこにぴったりあう選び方を紹介しています。

■エリザベスカラーとは?

エリザベスカラーとは、犬や猫の首に取り付けるもので、病気やけがでできた患部をなめたり、手足で触ったりしてほしくない場合に、なめたり触ったりする動作をじゃまするための道具のことです。

犬 エリザベスカラー

エリザベスカラーは、

  • 犬が患部をなめてしまうことで、患部が細菌に感染すること
  • 顔などの患部を前足で触って傷口を広げてしまうこと
  • 患部に塗ったお薬をなめてしまうこと

などを防ぐ目的があります。

省略して、「エリ」とか「エリザベス」などと呼ばれることもあります。

■エリザベスカラーの種類

エリザベスカラーの種類は形状の違いと、素材の違いにより、いくつかの種類のわかれます。

形状の違い

  • ラッパ型
    エリザベスカラーの一番オーソドックスな形状です。
    首に取り付けて、ラッパの形で頭部をくるむようにします。
    ミニチュアダックス、コーギーなどのマズルの長い犬種に向いています。
  • ドーナッツ型
    首に取り付けるのはラッパ型とかわりませんが、形状が円盤状をしており、
    視界から見えにくい形です。視界に入らないので圧迫感がありませんが、患部への接触はラッパ型よりはしやすい形状です。
    ブルドッグ、パグなどマズルの短い犬種に向いています。

素材の違い

  • プラスチック
    プラスチックは一番オーソドックスな素材です。
    よだれなどで汚れたとしても洗いやすく、患部への接触を妨げやすい素材です。
    プラスチックで透明なタイプがエリザベスカラーの一番の主流です。

  • プラスチックに比べて軽く、わんこに負担の少ない素材です。
    洗いにくい素材なので、使い捨てか、一時的な補助として使われることが多いです。
    患部への接触はプラスチックよりもやりやすくなります。
    そのため、患部に興味がなくあまり患部に接触しないようなわんこに向いています。
  • クッション
    ドーナッツ型に多い素材です。布と同様にあたりがやわらかいので、わんこに負担の少ない素材です。
    よだれなどで汚れた場合は洗いにくい素材ですが、布よりも耐久性があります。
    患部への接触はプラスチックと布の中間です。
犬 エリザベスカラー

■エリザベスカラーの選び方

そもそも、患部を気にしているの?

わんこが患部を気にしている素振りがなければ、エリザベスカラー自体が必要ないこともあります。

エリザベスカラーの装着は、少なからずわんこに負担やストレスを与えるものなので、必要がないのであれば装着しない方がベターです。

①形状×素材の選び方

神経質な性格で患部をよくなめたり触ったりするわんこの場合は、プラスチック素材のラッパ型が合っていると思います。

理由は、プラスチックのラッパ型は最も患部への接触を妨げられるタイプだからです。

しかも、一番オーソドックスなタイプで汎用性があり、幅広く対応ができるため、どれにしようか迷っている場合にもおすすめです。

しかし、神経質がゆえに、エリザベスカラーそのものを嫌がりはずしたがる場合もあります。

そのような場合には、ドーナッツ型や、素材を布などのよりやわらかいものへの変更を検討します。

まとめるとこのような選び方イメージになります。

縦軸はエリザベスカラーの形状の違いで、横軸は素材のやわらかさの違いをあらわしています。

犬 エリザベスカラー 選び方 素材

②適正サイズの選び方

形状×素材が決まったら、次は適正なサイズを選んでいきます。

サイズについては以下の点に注意を払います。

エリザベスカラーのサイズ選びの注意
  • わんこがエリザベスカラーをひきずらないこと(大きすぎない)
    ミニチュアダックスなどの足の短い犬種は注意!
  • 首がきつすぎず、ゆるくなりすぎないこと
    必ず首回りを計って、サイズ確認をする
  • 真横からみて、鼻がエリザベスカラーから出てしまう場合、患部がお尻の方だと届いてしまうことがある。
    ミニチュアダックス、コーギーなどのマズルの長い犬種は注意!

エリザベスカラーのサイズは、外回り・首回り・長さの3つで細分化されています。

首回りは実際にワンコの首回りをメジャーで計ってみて決めます。

長さは、ワンコの首からどれだけの長さがあればちょうど良いのかを想定して決めます。

外回りはあまり気にしなくてもいいですが、少なくともワンコの頭の外周よりも大きくないと使えませんので、念のため、頭の外周より大きいか確認します。

■おすすめのエリザベスカラー

プラスチック・ラッパ型

エリザベスカラー選びに迷う場合は、ラッパ型のプラスチック素材の透明タイプが一番オーソドックスでおすすめです。

「患部の保護」に一番向いているタイプです。

ミニチュアダックス用のプラスチック素材のラッパ型のエリザベスカラーです。

プラスチック・ドーナッツ型

プラスチックの一種であるEVA素材のドーナッツ型のエリザベスカラーです。完全なドーナッツ形状ではありませんが、角度が広いタイプでほぼドーナッツ型のカラーです。

ドーナッツ型よりも、ごはんが食べやすい形状です。

布、クッション・ラッパ型

綿素材のカラーです。

柔らかい素材のため、犬へのストレスは少ないものの、プラスチック素材よりも動けちゃう点は注意が必要です。

患部への接触の可能性の低い、おとなしいワンコ向けだと思います。

布、クッション・ドーナッツ型

浮き輪のように空気を入れてふくらませるタイプのカラーです。

柔らかい素材のため、犬へのストレスは少ないものの、プラスチック素材よりも動けちゃう点、脱げやすい点は注意が必要です。

患部への接触の可能性の低い、おとなしいワンコ向けだと思います。

■まとめ

エリザベスカラーの選び方
  • エリザベスカラー選びに迷ったら、プラスチックタイプのラッパ型をおすすめします。正直、かわいらしさはありませんが、「患部の保護」という本来の目的を一番果たしてくれます。