わんこのお散歩で、途中で歩きたがらなくなってしまい困ったことはないでしょうか?
ペットカート(別名・・・ドッグカート、犬用カート、ペットバギー)があれば、わんこは乗っているだけで外に出掛けることができ、歩けなくなったわんこや老犬でも気軽に外出することができます。
この記事では、ペットカートとは、どのようなものかメリットや選び方を解説しています。
わんこのペットカート探しの役に立つ記事です!
■ペットカート(ペットバギー)は犬の乗り物
ペットカート(ドッグカート、犬用バギー、ペットバギー)とは犬や猫を乗せて移動することができる、バスケットに車輪を付けたような動物用の乗り物です。
乗り物とは言っても自走できる動力は備わっておらず人間(飼い主)が押して前に進みます。
公園で犬を乗せているカートを見かけたことが一度はあるのではないでしょうか?
ペットカートは、各メーカーが創意工夫を凝らして様々なタイプのカートを製造しています。
ペットカートは、概ね以下のような配慮がされています。
さらに、特別な上位モデルになると、次のような機能が備わっているペットカートもあります。
■ペットカートの使い方は?
我が家でのペットカートの使い方を紹介します。
普段のお散歩での使い方
- まずわんこ(ペット)を乗せます。
取り出しが心配なわんこの場合は、胴輪(ハーネス)にカートに付いている飛び出し防止用のコードを接続することができます。
ちなみに、犬たちをカートに乗せる準備をやりだすと、「お散歩に行ける」とわかるらしく、とてもはしゃぎます。 - 前面のカバーを閉めます。
我が家で使っているカートは、メッシュタイプのカバーがあり、さらに外側に雨や日よけ用のカバーが付いています。
この状態でおとなしくカートの中でお座りをしてくれます。 - 次に行きたい場所までカートを押して移動します。
メッシュの状態だと周りが見えてしまい吠える場合は、閉めます。閉めれば視界が遮られ吠えません。
メッシュは前面と背面についており、通気性がよくなる工夫がされています。前面側のメッシュはカバーで閉じることができます。↓カバーを開けた状態
↓カバーを閉じた状態
後方部には、収納ポケットが付いています。胴輪(ハーネス)やリード、虫よけスプレーなどを収納することができます。
- 通過困難な段差は前輪を持ち上げて段差の上に前輪を上げて、次に後輪をあげます。
階段1、2段まではこの方法でクリアできます。 - 行きたい場所に着いたら、カバーを開けて、飛び出し防止リードを外してペットを降ろします。
- ウンチをした場合はウンチ取り袋で取り除き、下のサブトレイに入れて持ち帰ります。
車への積み込み方
我が家のペットカートは通常は折りたたみができるように作られています。
折りたためば、国産小型車やトールワゴンタイプの軽自動車の荷室にもすっぽり入ります。
■ペットカートがあると便利なシーン
ペットカート(バギー)があると便利なシーンをいくつか挙げてみます。
マンションにお住まいの場合のお散歩
マンション敷地内は犬を歩かせてはいけない決まりがあるマンションが多いと思います。そのため、飼い主さんは敷地内ではわんこを抱っこしているはずです。
しかし、歩きたくて抱っこをイヤイヤしたり、他の荷物があったり抱っこが難しいケースがあります。そこで、ペットカートにわんこを乗っけてしまえばこうした悩みは解消できます。
多頭飼いの場合
多頭飼いの場合は、マンション敷地内でなくても、歩かせての移動は手間がかかります。マンションの敷地内ではペットは歩かせてはならず、抱っこやキャリーバッグで移動する決まりのあるマンションがほとんどだと思います。
そうした場合でも、ペットカード(バギー)があれば、一度にたくさんのわんこ達と楽に移動することができます。
お散歩で歩かなくなってしまったわんこに
お散歩で歩かなあくなってしまったわんこでも、ペットカートに乗っているだけで外を一周するでも、良い気分転換になります。
動物病院に通院するとき
動物病院で待ち合い室で診察を待っている間、ペットカートの匂いはいつもの匂いなので、わんこもリラックスできます。
スペースもあるので、横になって寝て待つこともできます。飼い主も会計やお手洗いのとき、ちょっと目を離れてしまうときはカバーを閉めておけば逃げ出したりすることもなく余裕を持って対応ができます。
老犬、病気のときのお散歩
老犬やわんこが病気のときでもずっと家にいるよりも外の空気に触れたいものです。
ですが、歩かせるにはちょっと・・・という時でもペットカートであれば乗っけて行くだけなのでわんこの負担がとても軽くて済みます。
特にわんこはお外に行くのだ大好きなわんこが多いので、たとえ老犬や病気でも、お外に連れていくと喜ぶでしょう。
■ペットカートの選び方
ペットカート(ペットバギー)は多数のメーカーから様々な種類のカートが開発・製造されています。そのため、ペットカートを選ぶときは『何を重視するのか?』をよくよく考えてから選ぶと、選びやすいです。
重視する内容とは、たとえば、価格、安全性、使い勝手、重さ、耐久性…などがあります。
ペットカートの選び方は何を重視するのかがポイントになります。
安全性を重視するなら、以下の点をチェックします。
たまに、メッシュではなくて、蚊が通れるほどの格子窓になっているタイプがあります。
ペットカートは、蚊のいる野外に犬を連れていくためのものなので、蚊の侵入を防ぐメッシュタイプをおすすめします。
蚊は犬にとってはフィラリアなどの病気を媒介する可能性があるからです。
使い勝手を重視するなら、…
などをチェックします。
3輪と4輪の違い
3輪タイプのペットカートは回転させるときの取り回しがしやすいというメリットがあります。その一方で転倒しやすくなるデメリットがあります。ただ、我が家で使用している限り、カートの中で犬が暴れて倒れたことはありません。
4輪タイプは転倒しにくい代わりに、3輪タイプに比べると取り回しがやや気をつかいます。
どちらがいいかが好みにもよりますが、最近の傾向としては、4輪タイプが主流になってきていると思います。
車輪の大きさ
ペットカートの車輪が大きいと細かい段差でもガタガタせずにスムーズに動かすことができます。
車輪が小さいと細かい段差を拾ってしまい、微妙に振動するのです。
車輪が大きくても小さくても、3cmの段差を超えるときは、上下に3cmのブレ幅が出ます。
ただ、小さい車輪だと3cmの段差の直前・直後でガッタンとなるのに対して、車輪が大きいとゆったりとガッタンとくるイメージです。
なので、車輪が大きい方が、乗り心地がよくなります。
■我が家のペットカートについて
我が家で使用しているペットカートは、「Pretty Bouquet(プリティブーケ)」というブランド(メーカー)です。
プリティブーケは全国のイオン系列のペットショップや、ペットパラダイスという、こちらのネットショップにて取り扱われています。
販売価格は当時のお値段で、4~5万円だったと思います。
我が家で使用しているカートと全く同じタイプ、デザインのカートは今現在では販売されいませんが、後継タイプのカートがあります。
■おすすめのペットカート(ペットバギー)
Pandaloli ペットカート
SKISOPGO ペットカート
Cocoheart 甘えん坊バギー!
イビヤヤ モナークプレミアムペットジョガー
イビヤヤは台湾のペット関連グッズを製作販売しているメーカーです。
傷つきにくく軽量なアルミニウムフレームが採用され、すべての車輪にサスペンション(振動を吸収するバネ)が装着された、デザインがゴージャスなタイプです。