犬が「たんぽぽ」を食べてしまうことがあります。
「たんぽぽ」は道ばたによく咲いている黄色いあの花です。
犬がたんぽぽを食べても大丈夫なのでしょうか?
この記事では、犬がたんぽぽを食べることがあるのか?食べる理由や、食べてしまっても大丈夫なのか?について解説しています。
さらに、犬がたんぽぽを食べるときに飼い主として注意することも解説をしています。
◆犬がたんぽぽを食べることはある?
犬がたんぽぽを食べることはあります。
我が家の場合は、ミニチュアダックスが9頭の多頭飼いですが、たんぽぽ好きのダックスさんが何匹かいます。
おもしろいのは、全員たんぽぽを食べるわけではなくて、食べる犬と食べない犬にきっちりわかれます。
特にサーちゃんは大のたんぽぽ好きで、1回のお散歩で、多いときは10個程度のたんぽぽを食べてしまいます。
このように、犬がお散歩中に道ばたに咲いているたんぽぽの花の部分を食べることはあります。
たんぽぽを食べるか食べないかは、個体差があり、食べる犬と食べない犬の真っ二つにわかれます。
◆犬がたんぽぽを食べる理由とは?
うちの犬がたんぽぽを食べる理由は3つ考えられます。
犬は「たんぽぽ」以外に、道ばたに生えている草も食べることがあります。草を食べることはよく知られていることです。
犬が草を食べる理由は、胃のお掃除をするため、というのが有力です。
この草を食べる理由と同様に、たんぽぽも胃の掃除をするために食べている、と考えられます。
次に、たんぽぽには、タラキサステロール、β-アミリンなどのトリテルペノイド、多糖類、カロチノイド、ビタミンなどの成分が含まれています。
これらの成分を摂取するために、本能的に食べている、というのが2番目の理由です。
うちの犬の場合、とにかく食いしん坊なので、3番目の理由を考えました。食べられそうな物は、なんでも食べる、という性格なので、食糞もしますし、石ころも食べたことがあります。
なので、お腹がすいていて、食べられるたんぽぽが目の前にあると食べている、という理由も考えられます。
◆犬のたんぽぽの食べ方
犬がたんぽぽのどの部分を食べるかというと、黄色い花を食べます。ただし、たんぽぽの葉っぱの部分を食べるわんちゃんもいらっしゃるようです。
うちの場合は、葉っぱは食べず、もっぱら花を食べています。
どうやって食べるのかというと、花を食いちぎって、噛んで丸飲みします。
◆飼い主が注意すること
たんぽぽには毒はないと言われています。
人間でも春先にたんぽぽの花を食べることがありますし、たんぽぽの根っこの部分をノンカフェインのコーヒーとして飲むこともあるようです。
なので、たんぽぽに毒や有害な成分はないため、犬がたんぽぽを食べても、基本的には大丈夫です。
うちの子の場合は、いくらたんぽぽを食べて、嘔吐や下痢をすることもありません。
ただし、たんぽぽを食べるときに気を付けていることがあります。
除草剤の散布は一見しただけでは判断が難しいので、周囲全体の状態や、日頃の公園管理者の活動内容や薬剤散布を告知するための張り紙の有無で総合的に判断するようにしています。
他のわんちゃんのおしっこ、マーキングの有無については、なるべく、他のわんちゃんが通りそうもない場所に咲いているたんぽぽを狙ってもらうように配慮をしています。